腸脛靱帯炎
ランニングの着地の時、膝のお皿のすぐ横、外側に痛みが出ます。1度痛みがでるとすぐには治らないことが多く、症状がキツイと数ヶ月かかることも有ります。
下の図は右足の外側のイラストです。(クリックで大きくなります)
(まんがでわかるランニング障害解決事典 小嵐正治著 より)
黒い丸が骨の出ている部分。この部分を靭帯が通過する時、靱帯と骨との摩擦から炎症が起きて痛みが出ます。
痛みの原因としては、
1,筋肉の疲労、
2,膝関節の歪み
などが有ります。
自分でできることとしては、マッサージ、ストレッチ、アイシング、ランニングの練習量を減らす事です。
1,筋肉の疲労、
オーバートレーニングなどで筋肉が疲労すると、組織が硬くなります。それにより、骨との摩擦が増えて炎症が起きて痛み出します。
・無理なペースで走リ続けた
・一気に走行距離を増やした
・膝が痛いのにだまし、だまし、ガマンして走った。
などが患者さんからよく聞かれるお声です。
2,膝関節の歪み
太ももの骨に対して、すねの骨が外にねじれていると、ランニング中に腸脛靭帯に過剰に負担がかかります。
(右膝の骨模型)
膝関節が真っ直ぐな状態
膝関節がゆがんでいる状態
膝から下のすねの骨が外にねじれてしまっています。
治療するのが一番望ましいいですが、エクササイズである程度カイゼンも期待できます。
・腸脛靭帯炎の改善方法2
・腸脛靭帯炎の改善方法3
・腸脛靭帯炎の改善方法4
・腸脛靭帯炎の改善方法5
今里の整骨院、マラソンランナー整体師武川でした。